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TOSPA東京製旗株式会社の日本国旗製造工程(国内群馬工場) | |
東京製旗の日本国旗はすべて国内生産です 【国旗製造工程動画】 >>ブルームバーグでニュース配信されました |
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(1)国旗染色前段階の白生地状態の反物 | |
国旗用の生地はこのように丸巻き状態(反物)になっています。 生地幅は72cm/92cm/105cm/124cm/148cm が標準サイズです。長さは100m〜200m程度です。 そのため、生地の取り都合上、国旗サイズも 70×105cm・90×135cm・100×150cm・120×180cm・140×210cm というラインナップになっています。 90cmという中途半端と思える国旗サイズは生地幅の1ヤード=92cmが由来となっています。 |
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(2)オートスクリーンプリンターへ白生地をセット | |
白生地の反物をオートスクリーンプリンターにセットします。 1反目が終わると、2反目をミシンで縫製連結して、エンドレスに生地が供給されていきます。連続で数千m単位で染色加工出来ます。 |
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(3)オートスクリーンプリンターで染色(捺染) | |
国旗日の丸のスクリーン型枠をセットします。 スケージと呼ばれるハケ状のもので赤い染料を染色(捺染)していきます。 この方式をシルクスクリーンプリントといいます。 色むらがないように均等な圧力で染め上げていきます。 TOSPAでは、国旗の表面と裏面を同じように綺麗に赤く染め上げ、濃い赤を発色するために、スクリーン型枠を2基セットして2回染色(捺染)しています。ミリ単位で送りを調整できますので、同じ位置に2度染色できます。 工場スタッフは、仕上がり状態の検品・確認をしています。 ベルトコンベヤー状の上を染色された日の丸国旗がボイラー乾燥機へ送られていきます。 |
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(4)ボイラー式の乾燥機で乾燥 | |
染色後、高温のボイラー乾燥機を通過させて、染め上がった日の丸を乾燥させていきます。 高温で乾燥させることで色落ち防止効果も出ます。 |
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(5)検品・シワ延ばし・巻き取り | |
乾燥後に国旗の仕上り状態をベテラン作業員の目視で検品します。検反と呼ばれます。 同時に国旗を巻き取り、シワを延ばします。丸い反物にします。 |
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(6)巻き取り後の国旗反物 | |
検品・巻き取り後の国旗の反物の状態です。 | |
(7)国旗用のスクリーン型枠・スケージの洗浄前 | |
オートスクリーンプリンターから外した国旗のスクリーン型枠を高圧洗浄します。 真ん中の丸く透けている所を赤い染料が通過して、白生地が赤く染め上がって行きます。 下の画像は、スケージ洗浄中。 |
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(8)裁断 | |
染め上がった国旗を検品しながら、1枚毎に裁断していきます。 レーザー光線で裁断位置を決め、ベテラン職人が1枚毎に裁断します。 |
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(9)ミシン縫製 | |
裁断後は、ベテラン職人が丁寧にミシン縫製していきます。 |
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(10)ミシン縫製仕上がり | |
ミシン縫製が仕上がった状態 | |
(11)検品・袋詰め | |
最終の検品しながら、丁寧に国旗をたたみ袋に詰めていきます。 | |
(12)完成品 | |
日本国旗の完成品。全国に出荷されていきます。 TOSPAではミニサイズ・卓上サイズからスタジアム掲揚サイズまで豊富なサイズを生産してお客様のニーズにお応えしています。 |
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(13)世界の国旗も生産しています | |
世界の国旗約200カ国も生産しています。 |