TOSPA 日本国旗ってどうやって生産?へぇー、思ってたのとは違う・・・・感じだと思います

日本国旗の製造現場をご紹介します。

国旗の生産現場を見たことない人がほとんどだと思います。TOSPAの群馬工場の現場を簡単に動画にしました。

日本国旗は日本代表の応援の時ぐらいしか見ないと思っている方も多いですが、街で良~く注意して見ると、普段は見過ごして気が付かないですが、いろいろな所に掲揚されていますよ。警察や消防、国会、都庁、日銀などの官公庁や市町村役場などの公的機関、神社、学校、企業の工場など。祝日には全国の交番、都バスなどにも国旗が掲揚されます。一般のご家庭で祝日は国旗を玄関に掲揚して祝ってる方もいます。

一般の方が思っている以上に日本国旗は街中に掲揚されています。ということで国旗は大量生産が必要です。

オートスクリーン捺染で4000枚単位で生産

ベルトコンベアーみたいな感じで長~い白い生地の反物にエンドレスに日の丸を染色していきます。TOSPAでは1ロットで4000mぐらいを染めていきます。TOSPAのNO1(70×105cm)サイズで約4000枚分になります。

この染色方法はオートスクリーン捺染といいます。実は国旗だけではなく、衣料品などの繊維製品も同じような原理で染色することが多いです(もちろん他の染色方法もあります)。

日本国旗の染色は難しい

白い生地に日の丸を染めるだけなので簡単にに見えますが、現場のスタッフ(というより職人という感じですが)はシンプルだからこそ、日の丸は最も難しい染色のひとつだと言います。

例えば染色した次の工程のボイラー式乾燥機を通過させて高温で乾燥と染料の定着をさせるのですが、その段階で布製品は微妙に収縮します。結果として日の丸が微妙に歪みます。正円ではない楕円の日本国旗はNGですよね。その対策として乾燥で歪んだあとに正円になるように計算して、最初からちょっと歪んだ状態で染色します。まさに職人技で驚きます。

現場のスタッフは純白生地にに赤い日の丸を染色すること自体も難しい仕事だと言います。白い部分をほんのわずか針の先ぐらいの赤い点がついても、NG商品になってしまいます。

12月は国旗を大増産!

新年のお正月は、国旗を掲げ新年を祝う方が多くいっらしゃいます。冒頭に書きましたが公的機関や企業様も国旗を掲揚して新年を祝います。

TOSPAでは、このブログ掲載の12月は新年の国旗需要に合わせて国旗を大増産しております。

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